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【2025年04月発売】
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[BOOKデータベースより]
革命の担い手「われわれ」が生まれるには、独りでも行く「われ」が存在しなければならない。日常生活そのものが闘争の場であることを示した作家・大西巨人。公正の実現を目指し、現実と芸術とを実践的に結びつけた文学者の、類を見ない創作の展開を追跡する。並走者・武井昭夫、湯地朝雄の仕事にも及ぶ、運動としての文学に迫る考察。
1 大西巨人文芸の考察(単純な理念を持続すること―大西巨人素描;大西巨人の文芸観―初期批評の軌跡;批評のインターナショナリズム―「寓話風=牧歌的な様式の秘密」の位置 ほか)
[日販商品データベースより]2 大西巨人とその周辺―同時代の証言(次世紀に受け継がれるべき思考と表現の型―大西巨人『二十一世紀前夜祭』書評;明晰さが突きつける難問―大西巨人『日本人論争 大西巨人回想』書評;緊張と笑いとに満ちた物語―荒井晴彦『シナリオ 神聖喜劇』書評 ほか)
3 武井昭夫と湯地朝雄―二人の並走者(フェアーな精神に触れる喜び―第二次「政治と文学」論争再論;「無名」への意志―武井昭夫『創造としての革命』論;廃墟から未来を掘り起こす精神―武井昭夫『戦後史のなかの映画』書評 ほか)
日常生活そのものが闘争の場であることを示した作家・大西巨人。
公正の実現を目指し、現実と芸術とを実践的に結びつけた文学者の、類を見ない創作の展開を追跡する。
並走者武井昭夫、湯地朝雄の仕事にも及ぶ、運動としての文学に迫る考察。
革命の担い手「われわれ」が生まれるには、
独りでも行く「われ」が存在しなければならない
既成の権威や秩序を維持するために公平さが損なわれる事例は世にあふれている。そのような状況に直面しても、同調圧力を撥ね返して異議を唱えるのは難しい。また、不服従の姿勢を維持するのも簡単ではない。不利益を受けることを覚悟しながら態度表明を行い、実践を続けるには相当の熱量を必要とする。困難さを知りつつ、自己の責務として問題に積極的に介入することと、大西巨人は知識人の当為と見なしている――「あとがき」より