この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 政治哲学講義
-
価格:990円(本体900円+税)
【2025年04月発売】
- 平和主義とは何か
-
価格:902円(本体820円+税)
【2013年03月発売】
- 公共の利益とは何か
-
価格:3,300円(本体3,000円+税)
【2021年04月発売】
- 政策と規範
-
価格:3,080円(本体2,800円+税)
【2021年05月発売】
- ここから始める政治理論
-
価格:2,090円(本体1,900円+税)
【2017年04月発売】
[BOOKデータベースより]
公正な世界の実現にむけた全12章の政治哲学論集!文化や言語、人種や性の多様性・特殊性が尊重されるべきグローバル世界のなかで、いま「普遍主義」はどのように可能なのか。西洋中心主義的・植民地主義的な価値の押しつけではなく、排他的なナショナリズムによる反西洋・反合理主義でもなく、新自由主義に回収されてしまうポストモダンでもない、真に平等なコスモポリタニズムの可能性を問う共同研究論集。
第1部 グローバル化のなかの普遍主義(「帝国」の普遍主義とコスモポリスの普遍主義―対話するコスモポリタニズムの可能性;正義の探求にあたってコスモポリタニズムはもう不要なのか?;グローバル化は「進歩」「時代の趨勢」だと言えるのか―新自由主義的な通俗的歴史観を疑う;パトリオティックな配慮とその限界―国際社会における消極的/積極的義務)
[日販商品データベースより]第2部 西洋/反西洋の思想と普遍主義(マルクスにおける普遍と特殊;共和主義と普遍主義―シティズンシップの領域性の再検討;「ヴァナキュラーな価値」の普遍的帰結の可能性、そして現代的課題)
第3部 東洋・日本の思想と普遍主義(現代コミュニタリアニズムの普遍性―西洋の普遍主義と東洋の普遍主義;反普遍主義の政治―ハイデガーと京都学派の場合)
第4部 ポストモダン以降の政治と法における普遍主義(アイデンティティ政治のパラドクス―普遍性はどのように回復されるべきか;I.M.ヤングにおける「普遍主義」―「構造」をめぐる議論を「経験」へと開くこと;法の不変性への不信―批判法学とその後続者たちに見る信仰喪失の諸相)
文化や言語、人種や性の多様性・特殊性が尊重されるべきグローバル世界のなかで、いま「普遍主義」はどのように可能なのか。西洋中心主義的・植民地主義的な価値の押しつけではなく、排他的なナショナリズムによる反西洋・反合理主義でもなく、新自由主義に回収されてしまうポストモダンでもない、真に平等なコスモポリタニズムの可能性を問う共同研究論集。分断を超える理論と実践のために。