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[BOOKデータベースより]
第8回日本詩人クラブ詩界賞受賞作の増補新版。戦争の起源と、それの現在と、今後のわれわれが何をしなければならないかという、日ごろだれもが知りたいと思い、なかなか解答を得られない内容について、言葉にたずさわる者としての責任の限りにおいて、著者は本書を著した。
1 言葉と戦争
[日販商品データベースより]2 詩のするしごと
3 Eメール往復書簡(ハルオ・シラネ/藤井貞和)
4 物語問題片
5 アジア、社会、個人
6 心の風景
7 増補
第8回日本詩人クラブ詩界賞受賞作の増補新版。
「人間性という語の本来の、もし語が生き物であるならば、語としての“人間性”の生き方はけっして暴力をさきだてることになく、そうではなくて何らかの人間的努力により、暴力による解決を乗り越え、あるいは攻撃の回避をもくろみ実現しようとする、つよい思想のうちにあるのでなければならないのではないか。非人間性という語を対極に置くためには、人間性を確立させなければならない。人間性は解決や回避の努力が産んできた思想のほうにあるのではないか。/世界史にしろ(東洋史を含む)、日本史にしろ、歴史の教科書や叙述に見ると、戦争につぐ戦争によって世界がかたちづくられていったかのように見えるために、もしかしたら大いなる誤解がそこに生じている。若い国や強大国にとっては、十年に一度か戦争を起こすことによって、歴史に名をのこす国になれるかもしれないという幻想が生じる。歴史を学ぶ高校生たちは、戦争をなくてはならない必要悪であるかのように思い込むかもしれない。ちがうのではないか。もしかしたら戦争を回避したり、非戦の思想を産み出したり、あるいはぜんぜん戦争らしき戦争のなかったりする、長い時間や国や地方をめぐっても歴史は叙述できるのであり、そうした非戦やさらには“無戦”をも歴史に組み込むことが構想されるべきではないのか。」(本文より)
戦争の起源と、それの現在と、今後のわれわれが何をしなければならないかという、日ごろだれもが知りたいと思い、なかなか解答を得られない内容について、言葉にたずさわる者としての責任の限りにおいて、著者は本書を著した。