この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 擬人化する人間
-
価格:2,750円(本体2,500円+税)
【2024年11月発売】
- 古日本文学発生論 文庫版
-
価格:990円(本体900円+税)
【2024年04月発売】
- 言葉と戦争 増補新版
-
価格:2,860円(本体2,600円+税)
【2023年11月発売】
ゲスト さん (ログイン) |
![]() |
オンライン書店【ホンヤクラブ】はお好きな本屋での受け取りで送料無料!新刊予約・通販も。本(書籍)、雑誌、漫画(コミック)など在庫も充実
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
価格:2,750円(本体2,500円+税)
【2024年11月発売】
価格:990円(本体900円+税)
【2024年04月発売】
価格:2,860円(本体2,600円+税)
【2023年11月発売】
[BOOKデータベースより]
文学にかかわろうとしている限りにおいて、文学はいやおうなしに、人間性の根源的な悪の現場に、私たちを連れてゆく。戦争という人類的な悪を辞めさせるためには、その根源的な成立理由を曇りなく明るみに曝すことから始めなければならない。―『湾岸戦争論』『言葉と戦争』『水素よ、炉心露出の詩』と書き綴ってきた著者による、戦争論の完結編。
1 戦争から憲法へ
[日販商品データベースより]2(福島の表現する詩人たち;声、言葉―次代へ「二〇一一〜二〇一四」と明日とのあいだ)
3(出来事としての時間が不死と対峙する―ブルガリア稿;亡霊の告げ―演劇物語論;新しい文学“視”像を求めて 石牟礼道子『苦海浄土』を巡り;『からゆきさん』と『帝国の慰安婦』)
4(近代と詩と―主題小考;分かってきたことと不明と)
資料篇
「戦争の原因とその回避とについて、人類史的な深い問いかけへ考え進めるようにと、だれかが用意してくれた戦後70年という、日本歴史のすきまではなかったか。第一次大戦後では、世界的に不戦条約(戦争放棄)が構想されても、日本国はそれをおのれに利するように計らったのであり、日中、太平洋戦争下にあっては、戦争にあけくれこそすれ、『戦争とは、非戦とは』という問いから最も遠い時代としてあった。『戦争とは、非戦とは』を根底から問うことが、もしかしたらば戦争学なのだとすると、戦争時代には戦争学から最も遠いところで、その戦争なるものがあらわに人類をたたきのめしている。とするならば、この70年にこそ『戦争とは、非戦とは』を考察し尽くすのでなければ、もうチャンスはない」(本文より)
文学にかかわろうとしている限りにおいて、文学はいやおうなしに、人間性の根源的な悪の現場に、私たちを連れてゆく。戦争という人類的な悪を辞めさせるためには、その根源的な成立理由を曇りなく明るみに曝すことから始めなければならない。−−『湾岸戦争論』『言葉と戦争』『水素よ、炉心露出の詩』と書き綴ってきた著者による、戦争論の完結編。
?解説=桑原茂夫