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[BOOKデータベースより]
暮らしは風土の恩恵の上にあり、その営みは人の感性、生き方、死生観をも育んでいく。ともすれば社会的取組みに終始しがちなSDGsを、私たち一人ひとりが、今いかに生きるかの問いと捉えてみてはどうだろう。自らの人生を通して人と社会のあり方を問うてきた各界の仲間と共に、仏教僧侶の松本紹圭が“サステナブル”を探る一冊。
第1章 多様な仲間と足元から掘り起こす、世界のサステナビリティ(生まれた土地から“美味しい”を実現するために―山本昌仁(たねやグループCEO・株式会社たねや社長);本当の無駄はどこにある?―大原千鶴(料理研究家);異なる世界が共にあるために―渋澤健(シブサワ・アンド・カンパニー株式会社代表取締役);グローバル社会を支える、内なるうつわと地域性―朝倉圭一(民藝店「やわい屋」店主)・鞍田崇(明治大学准教授);変わりながらも、守り継ぐもの―非日常を日常に―伊住公一朗(株式会社淡交社代表取締役社長))
第2章 仏教とみる、私たちのウェルビーイング(人間とは何か―interbeing;縁(ResponsibilityとPotential)―縁起;徹頭徹尾、孤独にあって―独生独死 独去独来;自然に還る―開発;変わり続けるウェルビーイング―安養 ほか)