- 絆で紡いだ人間模様
-
私の出会った先達の人生訓
パレード
星雲社
白鳥正夫
- 価格
- 1,430円(本体1,300円+税)
- 発行年月
- 2024年01月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784434332838
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[BOOKデータベースより]
短いようで長い人生、見知らぬ人との出会いは不思議だ。本来なら接点がない人と偶然か、必然か交差する。そして人生の一時期、懇親を重ねることになる。そうした不思議な出会いの数々を綴った。
「令和」を考案、『万葉集』研究第一人者の中西進さん―未来志向の大学者、書斎に閉じこもらず行動
[日販商品データベースより]歴史地理学者の泰斗、千田稔さん―学術研究の人生を邁進、幅広い見識で諸活動
『西遊記』研究の第一人者、中野美代子さん―妖怪とたわむれ、孫悟空を蘇らせた“女傑”
壮絶に生き書き続けた作家の立松和平さん―人と自然を愛し、書くことは心の浄化
文化で国際貢献、元拉致問題担当大臣の中山恭子さん―地球市民の時代へ、「共生」の理念を追求
アンサンブル金沢を創設した岩城宏之さん―「おらが街のオケ」、世界をめざし大きな足跡
戦争を許さず、人間愛を追求した映画監督の新藤兼人さん―「生きているかぎり生きぬきたい」生涯貫いた映画人生
日本の美術・芸術分野の重鎮、木村重信さん―美とは何か、美術館の役割を追求した識見と足跡
作家から漆職人の道へ回帰、輪島の角偉三郎さん―銘と決別、能登に生き「わが道」を追求
あくなき挑戦、備前・陶芸家の森陶岳さん―備前焼の神髄めざし55メートルの巨大登り窯
100歳で逝った版画・彫刻家の浜田知明さん―自らの戦争体験を基に戦争の残酷さを表現
壮大な挑戦、進化し続ける美術家の蔡國強さん―「戦争と破壊」や「平和と再生」などをテーマに芸術表現
沙漠緑化へ一筋の人生、中国に銅像が建つ遠山正瑛さん―信念を貫く学究と実践、マグサイサイ受賞
日中相互理解促進へ尽力、実業家から転進の小島康誉さん―新疆ウイグル自治区で遺跡保護研究や人材育成
文化財保存に貢献、日本画家の平山郁夫さん―平和を求め、仏の道を描いた平山芸術の足跡を追悼
アフガニスタン往還半世紀、保存活動の前田耕作さん―バーミヤン遺跡調査など文化財保存活動を貫く
65歳を過ぎて発掘、文化人類学者の加藤九祚さん―シベリア抑留を体験、老いて遺跡発掘の生涯
「写仏」普及へ心血を注いだ安達原玄さん―独学で拓いた業績と遺志は引き継がれ活動
生と死を見つめる、宗教学者の山折哲雄さん―「いのち」や「こころ」を伝える時代の語り部
白鳳伽藍再興に尽力、薬師寺長老の安田暎胤さん―玄奘三蔵を顕彰、「心の復興」を唱える宗教者
文化勲章受章者3氏をはじめ、学者や芸術家、文学者や作家、映画監督もいれば、オーケストラ指揮者、僧侶など多岐にわたる出会い。20人の先達と絆を紡ぎ、紡がれた人生は幸せだった。
夢をもって生きる著者が人生の達人と出会い、それぞれの言葉や生き方を学び、自分の生き方の指針として、さらなる夢を追う。さまざまな出会いと別れ、喜びと悲しみが織りなす人間模様の数々。それらが紡ぎだす温かな絆が、本書に通底するテーマだ。それは読者にも、心に響く感動の物語でもある。