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[BOOKデータベースより]
阿房列車の旅が始まるころ、百間が直面していた、私生活における戦後最大ともいえる危機とは?今まで誰も言わなかったことの数々、証拠はそこに示されていた。
序話 見つけましたよ、初さん
[日販商品データベースより]第1話 日本女子大学校の人々―長野初の青春(一)
第2話 帝国婦人聴講生の煩悶―長野初の青春(二)
第3話 本所被服廠跡に消えた夢―長野初の青春(三)
第4話 謎の電報から五十五年
第5話 内山保、もうひとりの愛弟子
第6話 根附、天水桶、そして新田丸
第7話 恩人の中川蕃は畸人の息子
第8話 皇紀二六〇〇年、馬鹿鍋を囲む
第9話 森田草平の戦時下日記
第10話 中村武志と平山三郎
第11話 風船画伯の「これくん風到来」
第12話 消えゆく俳人、大橋古日
第13話 国鉄文士の戦後
第14話 百鬼園先生狼狽える
第15話 阿房列車の人模様
第16話 実は私は猫が好きではない
第17話 北村猛徳と七色の回文
第18話 彼岸の摩阿陀会
見つけましたよ、初さん――。読売文学賞受賞作『百間、まだ死なざるや』から、内田百間とその仲間たちの数奇な運命の輪が広がる。長野初、谷中安規、森田草平、平山三郎、中村武志ら百間に最後まで付いていった人たち、百間から離れていった人たち。「日記読み魔」がそれぞれが放つ光を掬い上げ、気難しくて涙もろい不世出の文章家・百間の別の一面を浮かび上がらせる。猫のノラもクルも登場。