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[BOOKデータベースより]
権勢の家柄「権門」の五男だった道長。貧しい家柄「寒門」の出でありながら、文才・歌才に恵まれた紫式部。出自・身分を異にする二人が、一条天皇期の宮廷世界で時間を共有した―。両者の対照的な出自・才能・運命・生き様を丹念にたどり、二人が生きた平安王朝を鮮やかに描き出す。
序 謡曲『源氏供養』を考える―いま一度の光源氏
[日販商品データベースより]1 王朝時代の諸相―内と外
2 藤原道長の章(道長の周辺―「権門」貴族の群像;道長のファミリー・ヒストリー;道長の年代記)
3 紫式部の章(紫式部の周辺―「寒門」女房の群像;紫式部―ファミリー・ヒストリー;紫式部の年代記)
4 再びの王朝時代の諸相―都と鄙(都鄙と王朝武者;外交の危機と王朝)
光源氏のモデルは道長なのか? 紫式部の想い人は本当に道長なのか? 摂関政治の最高権力者・道長と王朝文学の第一人者・紫式部を中心に日本史上最長400年の平安時代の真実に迫る! NHK大河ドラマ「光る君へ」を読み解くための必読書。