- 在庫状況:在庫あり(1〜2日で出荷)
- 金枝篇 第8
-
呪術と宗教の研究
スケープゴート
国書刊行会
ジェームズ・ジョージ・フレイザー 神成利男 石塚正英- 価格
- 15,400円(本体14,000円+税)
- 発行年月
- 2023年11月
- 判型
- 菊判
- ISBN
- 9784336044983
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 金枝篇 第7巻
-
価格:10,450円(本体9,500円+税)
【2017年09月発売】
- 宗教教誨の現在と未来
-
価格:3,300円(本体3,000円+税)
【2017年03月発売】
[BOOKデータベースより]
神なる人間を殺すこと。世界は神の犠牲によって更新され維持される。物や動物、人間への災厄の転移、遍在する悪魔と様々な厄払い、メキシコの人間供犠と神殺しからローマのサトゥルナリア祭まで、スケープゴートの慣習を神の犠牲へと鈍化する思考の錬金術。呪術と宗教の起源をめぐる壮大な旅。
第1章 災厄の転移
[日販商品データベースより]第2章 悪魔の遍在
第3章 公的な厄払い
第4章 公的なスケープゴート
第5章 一般的なスケープゴートについて
第6章 古代ギリシア・ローマにおける人間のスケープゴート
第7章 メキシコにおける神殺し
第8章 サトゥルナリア祭と類似の祭典
世界各地の慣習・儀式・風俗をめぐり、呪術と宗教の起源をめぐる壮大な旅。本巻では、地上の生命を悩ますあらゆる災難から信仰者たちを解放する、スケープゴートとしての〈死にゆく神〉を取り上げる。石や棒、動物、人間への災厄の転移、身の回りに遍在する悪魔と様々な厄払い、悪魔祓い、魔女の追放、メキシコの人間供犠と神殺しから、ローマのサトゥルナリア祭と類似の祭典における無礼講と偽の王、キリストの十字架刑まで、 スケープゴートの慣習を神の犠牲へと純化する思考の錬金術。
【目次】
第一章 災厄の転移
1 非情の無生物への転移
2 石や棒への転移
3 動物への転移
4 人間への転移
5 ヨーロッパにおける災厄の転移
6 災厄の釘付け
第二章 悪魔の遍在
第三章 公的な厄払い
1 一時的な厄払い
2 定期的な厄払い
第四章 公的なスケープゴート
1 具現化された厄払い
2 物を媒介にした一時的な厄払い
3 物質的媒介による定期的な厄払い
第五章 一般的なスケープゴートについて
第六章 古代ギリシア・ローマにおける人間のスケープゴート
1 古代ローマにおける人間のスケープゴート
2 古代ギリシアにおける人間のスケープゴート
第七章 メキシコにおける神殺し
第八章 サトゥルナリア祭と類似の祭典
1 ローマのサトゥルナリア祭
2 〈豆の王〉と〈道化者の祭り〉
3 サトゥルナリア祭と四旬節
4 古代ギリシアのサトゥルナリア
5 西アジアのサトゥルナリア祭
6 結論
註 キリストの十字架刑
原註
余論
第六部解説
事項索引
地名索引
人名索引