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[BOOKデータベースより]
右京大夫の記憶の底には、平家一門の男や女たちの人々の「悲しみ」がある。彼らは、自分たち一族を天国から地獄へと突き落とし、滅亡させた歴史に対して、「言葉にならない怒り」を感じている。だが、既に死者であるがゆえに、彼らの悲しみは言葉になれずに、鬱勃とした状態のままで蠢(うごめ)いている。生き永らえて、沁んでいった者たちの悲しみや怒りを抱え続けた右京大夫は、自分の心と、彼らの心を「同機」させた。そのうえで、自分の記憶を言葉にし、かつ、和歌に歌った。
はじめに 『建礼門院右京大夫集』への誘い
[日販商品データベースより]1 上巻の世界(標題;序文;「雲の上」の世界に紛れ込んで ほか)
2 下巻の世界(平家一門の都落ち―下巻の始まり;都落ちの直後;梅の花は残った ほか)
平家の全盛期、宮廷に仕える女房が目にした華やかな生活と没落、そして、壇ノ浦に果てた平家公達との切ない恋と別れをつづった和歌集を現代語訳。
『平家物語』時代の歴史の荒波を、源氏側からでなく、滅びゆく平家側の視点で見わたす……激動する世界情勢の現代にも通ずる混乱の時代に生きた女性の記録を、作者の体温が生き生きと伝わる「新訳」で読む。
著者は、NHKラジオ第2放送で、2023年4月より再び「古典講読・日記文学をよむ」講師を担当。