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[BOOKデータベースより]
一九二二年の春、早稲田大学が招待したインディアナ大学野球チームは、二勝八敗一引分けと大敗して帰国した。海を渡り保存されていた八七○枚余りの写真と選手の日記をきっかけに、スコアシートには残らなかった、日米大学野球交流の真実が一〇〇年の時を超えて蘇える。
1 新資料エドナ・コレクション
[日販商品データベースより]2 インディアナ大学の日本人留学生
3 コダックで撮った小さい写真と葉書大の「横浜写真」
4 インディアナ大学チーム、日本へ遠征する
5 エドナ夫人とエドモンソン教授
6 列車の旅と船の旅、出会った人々
7 同窓生、早稲田大学、歓迎会を催す
8 安部磯雄とコールマン夫人
1922(大正11)年の春、早稲田大学が招待したインディアナ大学野球チームは、2勝8敗1引分けと大敗して帰国した。
海を渡り保存されていた870枚余りの写真と選手の日記をきっかけに、スコアシートには残らなかった日米大学野球交流の真実を、100年の時を超えて明らかにする。日米双方の資料を突き合せて野球交流の深部に下りていくと、両校とも共通の世界認識をもって野球交流を行なった事実が見えてくる。
第一次世界大戦が終り、平和な世界が来たかのように見えた。だが、日米開戦間近し、とささやく声が聞こえ始めていた。そういう時代に日米のヒューマニストたちは何を考え、いかなる行動をしたのか。かれらは野球に何かを期待した。野球を通して目指したものは何だったのか。そしてその期待は今日でも古くなってはいない。未発表の写真資料多数収録。渾身のスポーツ・ドキュメント。
【問題は多岐にわたる。本書の章立ては、インディアナ大学の動向を追いつつ、早稲田大学の動向を扱う章が入る、というように少し複雑にしてある。その途中に、エドモンソン教授とエドナ夫人の経歴を調べて、二人の生涯を見つめる。また、三年前にプロテスタントたちが東京で開催した「第八回世界日曜学校大会」について詳しく述べる。なぜなら、野球交流に関与した人々のなかに、この世界的な宗教フォーラムに関与した人々がいるからだ。早稲田大学の野球交流はキリスト教徒の企画とつながっているころがある。いったい、どういうことなのか。】……はじめにより