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- ドイツにおける教育学の発展史
-
二十世紀ドイツの教育科学
- 価格
- 7,480円(本体6,800円+税)
- 発行年月
- 2023年12月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784798503622
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[BOOKデータベースより]
教育学者たちのキャリアや博士論文等から学問としての発展過程を探る。ドイツ教育学の発展は激動の20世紀ドイツ史と重なる。ヴァイマル時代、ナチス・ドイツ、東西ドイツ期を教育学者たちはいかに生きたのか。史料の数量的な分析に基づく実証研究の成果。
第1章 導入(日本の読者に向けた解説:教授の職階について;日本の読者に向けた解説:教育学と教育科学の区別について)
[日販商品データベースより]第2章 ヴァイマル共和国およびナチス政権期の研究大学における教育科学:1919年から1945年(大学所在地ごとの全体像;体系的分析)
第3章 ソヴィエト占領地域とドイツ民主共和国の研究大学における教育科学:1945年から1965年(大学所在地ごとの全体像;体系的分析)
第4章 西側占領地域とドイツ連邦共和国の研究大学における教育科学:1945年から1965年(大学所在地ごとの全体像;体系的分析)
第5章 教育科学の20世紀における制度化と地位向上、細分化と自律化
明治期、日本において教育思想・教育論としてのドイツの教育学は注目されてきたが、アカデミックな学問としての教育科学の実態はあまり知られていない。さらに第二次世界大戦、ドイツは東西へと分割されたが、主に紹介されるのは西ドイツの教育学のみであり、東側の動きは部分的にしか伝えられてこなかった。
本書では約280名の教育学者に焦点があてられ、教育学の発展過程が解明されるとともに、その過程が分断後の東西ドイツ双方でどのように進行したのか、そして教育学者たちのナチズムへの関与が戦後、それぞれの国でどのように扱われたのか、明らかにされる。