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- 目下のところ
-
小笠原眞詩集
ふらんす堂
小笠原眞
- 価格
- 2,200円(本体2,000円+税)
- 発行年月
- 2023年12月
- 判型
- A5変
- ISBN
- 9784781416045

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[BOOKデータベースより]
第七詩集。
目下のところ
[日販商品データベースより]詩はどのようにして生まれるのか
鷺の恩返し
装幀思案
郭公
タイムロス
続・ぼくの在籍した同人誌
墓碑銘
熟成詩
ぼくの在籍した同人誌
どんな詩も
じーじは?
忍ぶ川
引き算から生まれる幸せ
ぼくの家
杜のすず
井川さんの八戸旅
ハカ
負の遺産
桜ソング〔ほか〕
◆第7詩集
父の一周忌を
無事終えた次の日の朝である
妻と二人で玄関前の掃除をしていると
今まで見たことも無い
恰幅のいい虎猫が
ぼくらの近くに来てちょこんと座るのである
しかも笑っているのである
その笑顔はまさに
あの父の笑顔であった
(「虎猫と鴉」より)
◆あとがきより
前詩集発刊から六年の歳月が過ぎ、寡作とは言え五十七篇の詩篇が集まったので、その中から三十三篇を選んでまとめてみた。今回の詩集で七作目となるが、青春時代のシュールな詩から遊戯的な詩、そして現在の日常的な詩風へとその作風も年齢とともに変化してきたように思う。これからも変化して行くのかもしれないが、目下のところは今の作風で書いて行こうと思っている。