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[日販商品データベースより]
この度の学習指導要領改訂では、プログラミング教育、キャリア教育、課題探究型学習、横断的・総合的教科学習、主体的・対話的で深い学び等の推進が求められている。とりわけ、各教科等の基盤となる資質・能力を育む特別活動、そして、教科の枠を超えて一つの課題解決に向けて取り組む総合的学習は、将来を見通すことが非常に困難な時代にあって、全人的・汎用的な学力を付けることが可能な教育活動であるので、現代社会においてその重要性はさらに増してきている。
特別活動及び総合的学習は、いずれも児童生徒の主体性を重視していることや学習のねらいが「主として人間としての望ましい生き方、学び方、態度を育成する。」ことにある点では類似性があり、双方の学習については、しばしば混同されることが見受けられる。しかし、それぞれ固有の教育的な意義、役割、内容等を有している。
本書の前半は、「特別活動」を取り上げ、自主的、実践的な集団活動を通して、児童生徒が人間としての在り方生き方についての考えを深め自己実現を目指す教育内容について分かりやすく執筆している。後半は、「総合的学習」を取り上げ、「知識基盤社会」において児童生徒が自ら課題を見付け、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、よりよく問題を解決できる資質・能力の育成等に関わる理論や指導について執筆している。
本書の特色は、密接に関連している二つの教育活動の基本的な事項を簡潔にまとめ、かつ、小学校から
高等学校までを対象に編集しているので、異校種にわたる関連事項等の研究や指導について体系的・効率的に理解することができる。また、指導事例及び資料等を豊富に掲載しており、理論と実践について理解できやすい内容にしている。
本書が読者の研究や指導に資することができ、22世紀に向かう児童生徒の自己実現につながることにお役に立てることができれば幸甚である。