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[BOOKデータベースより]
「ねえ先生、私まだ生きていていいんでしょうか?」「あたし、人の気持ちがわからない子なんです」臨床心理士の藍が出会ったのはある殺人事件をめぐる二つの家族。背後に潜む“闇”に気づいたとき、事件の真相が見えてくる!現役記者が描く、渾身の社会派長篇小説!
[日販商品データベースより]\\\ 第27回大藪春彦賞候補作 ///
現役記者が描く、渾身の社会派長編小説!
どんな人生にも生きる価値がある。
支えてくれる人が必ずいる。
それを描ききった力作だ。
香山リカ氏(精神科医)
正しさを追い求めた罪人たちは、
どうすれば許されるのだろう。
読みながら、何度も息が詰まった。
中江有里氏(女優・作家・歌手)
「加害」と「被害」のあいだの
グラデーションに思いを馳せること。
そこから希望が現れるのだと、
水野梓はフィクションにしかできない
やり方で示してみせた。
吉田大助氏(書評家)
■あらすじ■
臨床心理士になって四年の水沢藍を
訪ねてきた聡美。
診察室に入った彼女は、
何かに憑かれたように話し始める。
同時期、藍はボランティアで
英語を教えるため小学六年生の綾香を
訪ねていた。
表情がないことに違和感を覚えたとき、
手首に刻まれた何本もの傷跡に気づく。
綾香が発する‘サイン’とは――。
両者の話を聴くうちに、
藍はある殺人事件の真相を
知ることになる。
事件の背後で苦しむ人々の声を掬う、
臨床心理士の物語。
■著者からのコメント■
すべてに白黒つける二項対立の世界で
「生きづらい」と感じることが
多くなりました。
人が人として生きるために何が必要か。
自分の中の汚いものを見つめながら、
魂の底をえぐり出すようにして
書きました。
生きづらさを抱える
すべての人に捧げます。
序章
第一章 選ばれざる道
第二章 我が母の教えたまいし歌
第三章 親密さの居場所
第四章 アノマロカリス
第五章 アリの哲学
第六章 グレーゾーン戦争
第七章 ロストワン
第八章 予感
第九章 運命の木
第十章 選ばれし者
第十一章 呪縛
第十二章 手紙
第十三章 烙印
第十四章 二人の母
終章