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- げんげの花の詩人、菅原克己
-
- 価格
- 2,750円(本体2,500円+税)
- 発行年月
- 2023年10月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784863855984
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[BOOKデータベースより]
序詩 川原の土手で―菅原克己さんへ
[日販商品データベースより]1 『菅原克己詩集』との出合い
2 菅原克己をめぐって(生きた時代と詩の理想;室生犀星の影響;姉、高橋たか子の存在;師、中村恭二郎;菅原克己と千田陽子;『死の灰詩集』論争で得たもの;サークル詩との関わり;日本文学学校と「サークルP」での菅原克己)
3 菅原克己の詩を読む(詩の核となるもの・『手』;明るさを求めた詩・『日の底』;再確認の詩集・『陽の扉』;詩とは何か・『遠くと近くで』;小さいことを書く・『叔父さんの魔法』;わかりやすく書く必要性・『夏の話』;一日一篇の詩・『日々の言づけ』;生きている詩を書く・『一つの机』)
4 親友、そして詩
菅原克己を通して詩を発見した。菅原の語は実直でやさしくて強い。
――金井雄二
本書で金井さんは、菅原克己論を書くというよりも、菅原さんを通して、いのちと表現の源に分け入ろうとしている。
そしてそれは、多くの詩人の源に触れることでもある。
――松下育男
(本書あとがきより)
本書は、菅原克己という詩人を知ってもらいたい、詩を読んでもらいたい、と願いながら書いたものである。詩を書きはじめた頃より、菅原の詩を繰り返し読んできた。すでに四十年程にもなる。だからこそ、初心に戻り、もう一度真剣に見つめ直そうという気になった。
この一冊を踏み台にして、もっと多くの人に知られ、読まれ、研究され、菅原の詩のすべてがにわかに活気づいて、元気よく出てくることを願っている。