
- 在庫状況:出版社よりお取り寄せ(通常3日〜20日で出荷)
- 山水
-
玉井清弘歌集
短歌研究社
玉井清弘
- 価格
- 2,970円(本体2,700円+税)
- 発行年月
- 2023年10月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784862727459

この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
-
玉井國太郎詩集
-
玉井國太郎
友田裕美子
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2024年03月発売】
-
歌集 たまゆらの夏
-
玉井紀子
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2024年10月発売】
-
海ほほづき
-
玉井美智子
価格:2,750円(本体2,500円+税)
【2023年06月発売】
ユーザーレビュー
この商品に寄せられたカスタマーレビューはまだありません。
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。

[BOOKデータベースより]
甕覗
[日販商品データベースより]紅きざす
春の渦潮
小満
ふかき存在
両界曼荼羅
南天
お日待ち
宿題出来ず
萩すだれ
三余
古木の力
なにせんと
浅篠原
山桃の季節
いまが大事だ
酸橘
水瓶提げて
観音菩薩
誕辰の朝〔ほか〕
2017年から2022年までの総合誌などに発表した作品をまとめた第十歌集。
七十代の末から八十代はじめの作。
「親友知己の思いがけない卦報に接することが幾度かあり、身にしみるような人生の時期でもあった。」とあとがきに記す。
〈収録作品より〉
なにせんと生れしこの世なにもせず待ちている間に桜咲き満つ
西へ西へ歩みてゆかばおのれへと還りゆくべし伊予路へつづく
あなたはね伊予の人だよ伊予に来て伊予の人らに混じり語れば
じゃこ天の伊予よりどっさり届きたり南予の風を舌はよろこぶ
山したたる季語に祝われ誕生日 残生ふかき歌をのこせよ
摘み採るを許したまえよ道の辺のカヤツリグサにネコジャラシの穂
「歌集名を第一歌集以後漢字二字で統一をと考えたがなかなか困難。
「山水」、単純なところにもどった。四国の自然のなかでの生活が念頭にある。第十歌集までやっとたどりついた思いをかみしめている。」(あとがきより)