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[BOOKデータベースより]
第1章 二〇〇三年〜二〇〇七年
[日販商品データベースより]第2章 二〇〇八年〜二〇一〇年
第3章 二〇一一年〜二〇一三年
第4章 二〇一四年〜二〇一五年
第5章 二〇一六年〜二〇一七年
第6章 二〇一八年〜二〇一九年
第7章 二〇二〇年〜二〇二二年
◆第一句集
フリージア朝の光の真つ直ぐに
岡田さんの作品には光を詠み込んだものや、明るいイメージのものが多い。無意識のうちにそうしたものへの希求があるに違いない。それが作風にもなっている。
序より・片山由美子
◆片山由美子抄出十句
寒禽の光こぼしてひるがへる
月光に身を震はせて蝉生る
待春や嘴を合はせて籠の鳥
末黒野に新しき闇来てゐたる
敷けばすぐ花びらの乗り花筵
星すでに打ち揃ひたる踊かな
フリージア朝の光の真つ直ぐに
能管の雲を払へる良夜かな
影を濃く淡く秋草揺れ交はし
しぐるるや懐紙にくづれ黄身しぐれ