この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- マッカーサーの日本占領計画
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2024年08月発売】
- 満州国崩壊8・15
-
価格:869円(本体790円+税)
【2021年07月発売】
- サクラサクラサクラ玉砕ペリリュー島
-
価格:957円(本体870円+税)
【2018年06月発売】
- 我々はポツダム宣言受諾を拒否する
-
価格:980円(本体891円+税)
【2023年08月発売】
[BOOKデータベースより]
近代東アジア史をたどるとき、日本軍国主義による中国侵略は「日本人民には罪はない」と言えるのか。日本国民大衆自身に「責任」があり、その観念が希薄であることがシャンハイ・イメージの残像に反映されている。
序章(問題の設定;先行研究)
第1章 満洲事変(1931年)直後のシャンハイ・イメージ(転機としての1931年;「大衆」の生成とその対外意識の性格;『犯罪科学』と『犯罪公論』―1930年前後日本におけるシャンハイ・イメージ事例検証)
第2章 蘆溝橋事件(1937年)直後のシャンハイ・イメージ―メディアとしての子供・女性・男性(メディアとしての子供―新居格編『支那在留日本人小學生綴方現地報告』におけるシャンハイ・イメージ;メディアとしての女性―吉屋信子『戦禍の北支上海を行く』におけるシャンハイ・イメージ;メディアとしての男性―松井翆声『上海案内』におけるシャンハイ・イメージ)
第3章 孤島・占領期(1937〜1945年)のシャンハイ・イメージ(中国文人と日本人との交際が生むシャンハイ・イメージ;日本文人のシャンハイ・イメージ―西川光『十二月八日の上海』を中心に;李香蘭とその映画におけるシャンハイ・イメージ)
結章