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[BOOKデータベースより]
日本語にはコプラ(繋辞)はない。では、その構文はいかなるものか。欧米の形而上学の哲学・論理学をいたづらに日本語文法へ持ちこんだ国語学・国文法の誤謬を徹底して批判検証し、日本語自体の文法の正しい道筋を開く渾身の論述!佐久間鼎、三上章の言語理論・文法論を西田幾多郎の論述とともに詳細に、その意味と限界を把握し、本格的な日本語文法の基盤を明示する。「ある」「あり」は動詞ではない、形容詞である。主語なき「提題表現」と、九つの助詞による格表現との協働から、述語制言語である日本語の本質が明証化される。
1章 日本語とコプラ
2章 「述格」と「陳述」
3章 「主格」という用語なき日本語文法の試論
4章 「ある」は動詞なのか、形容詞なのか
5章 日本語構文論の定礎を築いた佐久間鼎
6章 構文論の原理素描
7章 西田幾多郎の場所論と構文論
8章 ヨーロッパ諸語の「他者」としての日本語
9章 形而上学の言語と日本語の間の根本的非対称
10章 「コプラ」と「なり」の非対称