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[BOOKデータベースより]
批判的校訂によるアカデミー版の成果を踏まえ、日本語版独自の編集により訳出、解説と詳細な注は新たなヘーゲル研究の基盤と最新のヘーゲル像を提供し、従来の関連作品を一新する待望の本格的全集である。ヘーゲルはその後半生を通じて哲学の講義を行ってきた。講義はヘーゲルが思索を展開する上で大きな役割を担っている。本巻には『哲学史(講義)』『歴史哲学(講義)』として知られてきたテキストの、現存するヘーゲル自筆原稿を中心にハイデルベルク・ベルリン期の講義を収録する。『論理学』(1812‐16)と『ハイデルベルク・エンツュクロペディー』(1817)を執筆し、後期体系思想を背景に学生へ哲学することの決意を語るハイデルベルク大学・ベルリン大学での二つの「就任演説」(1816・1818)。ヘーゲルが長きにわたり定期的に講じてきた主題である「哲学史」。哲学史関連原稿は、必然的な思惟の学である哲学が歴史をもつとはどういうことかを問う「哲学史緒論(1820)」などを収載。世界史とは自由の意識の進歩であるという理念を提示する「世界史の哲学」。その導入のための二つの「序論」(1822‐28・1830/31)など世界史の哲学関連原稿。論理学と宗教哲学とのつながりを示し、ヘーゲルの講義の中でも特殊な問題を論じた16講にもわたる「神の存在証明講義」原稿など二次伝承資料も収録する。
自筆原稿(1816‐31)(就任演説;「哲学史講義」自筆原稿;「美学講義」断片 ほか)
[日販商品データベースより]二次伝承資料(神の存在証明講義;史料)
解説(自筆原稿(1816‐31);二次伝承資料;散逸資料報告)
批判的校訂によるアカデミー版の成果を踏まえ,日本語版独自の編集により訳出,解説と詳細な注は新たなヘーゲル研究の基盤と最新のヘーゲル像を提供し,従来の関連作品を一新する待望の本格的全集である。
ヘーゲルはその後半生を通じて哲学の講義を行ってきた。講義はヘーゲルが思索を展開する上で大きな役割を担っている。本巻には『哲学史(講義)』『歴史哲学(講義)』として知られてきたテキストの,現存するヘーゲル自筆原稿を中心にハイデルベルク・ベルリン期の講義を収録する。
『論理学』(1812-16)と『ハイデルベルク・エンツュクロペディー』(1817)を執筆し,後期体系思想を背景に学生へ哲学することの決意を語るハイデルベルク大学・ベルリン大学での二つの「就任演説」(1816・1818)。
ヘーゲルが長きにわたり定期的に講じてきた主題である「哲学史」。哲学史関連原稿は,必然的な思惟の学である哲学が歴史をもつとはどういうことかを問う「哲学史緒論(1820)」などを収載。
世界史とは自由の意識の進歩であるという理念を提示する「世界史の哲学」。その導入のための二つの「序論」(1822-28・1830/31)など世界史の哲学関連原稿。
論理学と宗教哲学とのつながりを示し,ヘーゲルの講義の中でも特殊な問題を論じた16講にもわたる「神の存在証明講義」原稿など二次伝承資料も収録する。