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- ハルムスの世界
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白水社
ダニイル・ハルムス 増本浩子 ヴァレリー・グレチュコ- 価格
- 1,870円(本体1,700円+税)
- 発行年月
- 2023年08月
- 判型
- B40
- ISBN
- 9784560072493
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[BOOKデータベースより]
新訳10篇からなる“アンコール、ハルムス”を加え、待望の復刊!
『出来事』(青いノート No.10;出来事;落ちていく老婆たち ほか)
[日販商品データベースより]ハルムス傑作コレクション(“ひとりの男がいた”;交響曲第二番;“親愛なるニカンドル・アンドレーエヴィチ…” ほか)
アンコール、ハルムス(“私がどんなふうに生まれたか、話そう”;孵卵器の時期;“コケドリについてお話ししましょうか?” ほか)
「ある日のこと、オルロフはえんどう豆のピュレをいやというほど食べて死んだ。クルィロフはそのことを知って、やはり死んだ。スピリドノフは勝手に死んだ」
(「出来事(ケース)」より)
長くソ連では当局に禁止されていたものの、いまやロシアはもとより、欧米諸国でカルト的な人気を集めているダニイル・ハルムス。ロシア・アヴァンギャルドの終焉に燦然と輝くハルムスは、そのミニマルな文体、意味と無意味の戯れ、ユーモアと不条理で、「ロシア文学」のイメージを颯爽と覆す。
代表作である生前未刊行の短篇集『出来事(ケース)』と、訳者がセレクトした短篇38篇からなる旧版に、新たに訳出した10篇〈アンコール・ハルムス〉を加えた増補版として待望の復刊。岸本佐知子氏推薦!