- 移民船から世界をみる
-
航路体験をめぐる日本近代史
サピエンティア 69
- 価格
- 4,180円(本体3,800円+税)
- 発行年月
- 2023年08月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784588603693
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[BOOKデータベースより]
近代の奴隷船?移動する帝国?庶民の初の洋行?感染症からスキャンダルまで次々起こる三密空間。日本人が集団で最も遠くまで移動した航程を追う。
序章 人びとはどのように海を渡ったのか?―移民船をめぐる課題群
第1章 明治元年のハワイ行き航海―佐久間米松の「日記」を読む
第2章 台湾への人流と物流―内台航路をめぐる人びと
第3章 明治末期の南米移民船―横山源之助の航路体験
第4章 日本郵船の南米東岸航路―田辺定「移民輸送日誌」を読む
第5章 大阪商船の最盛期南米航路―移民たちがつづる「航海日記」
第6章 可視化された世界一周航路―『海』グラビアにみる寄港地風景
第7章 二世少年少女たちの「祖国」への旅―古写真と回想にみる復航航海
第8章 近代保健衛生のフロンティア―移民名簿に表れた集団感染
終章 オランダ船でゆくブラジル―デジタル記念誌でたどる航路体験