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- 杉山赤冨士の俳句
-
ふらんす堂
八染藍子 太田かほり
- 価格
- 2,750円(本体2,500円+税)
- 発行年月
- 2023年08月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784781415499

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[BOOKデータベースより]
伝説の俳人・杉山赤冨士を繙く―。総数七千句に及ぶ赤冨士全句集『権兵衛と黒い眷族』所収の句と、娘であり、元「狩」同人・八染藍子の記憶を織り交ぜ、赤冨士の生涯に迫る。
戦前篇(大正十年〜昭和十六年)
[日販商品データベースより]戦中篇(昭和十六年十二月八日〜同二十年)
戦後篇(昭和二十一年〜同二十九年)俳誌廻廊創刊時代定礎
続戦後篇(昭和三十年〜同三十九年)俳誌廻廊誌齢十年より二十年へ
戦後収束篇(昭和四十年〜同五十年)俳誌廻廊誌齢二十年より三十年へ
◆伝説の俳人・杉山赤冨士を繙く――
総数七千句に及ぶ赤冨士全句集『権兵衛と黒い眷族』所収の句と
娘であり、元「狩」同人・八染藍子の記憶を織り交ぜ、赤冨士の生涯に迫る。
◆収録作品紹介
亀鳴くや宮殿(くでん)のうちに五百歳(大正10年16歳)
日本は亀が鳴くという不思議な国であるが、句集『権兵衞と黒い眷族』の著者・杉山赤冨士は十六歳の第一作でこの季語を使っている。安芸の宮島を望む土地に生れ、宮島を我が庭として育った赤冨士に、茫洋としたこの季語も「宮殿」という語彙も既に掌中にあったものか。美術家と俳人との二刀流を以って戦後の広島に文芸の太い根を下ろした。
――「戦前篇(大正十年〜昭和十六年)」より