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- 女たちの独ソ戦
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彼女たちはなぜ戦場へ行ったか
東洋書店新社 垣内出版
ロジャー・D.マークウィック ユーリディス・シャロン・カルドナ 五十嵐徳子 河本和子 藤原克美- 価格
- 4,400円(本体4,000円+税)
- 発行年月
- 2023年07月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784773420494
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[BOOKデータベースより]
第二次世界大戦時、数十万のソ連女性が戦場に赴いた。その規模と戦闘への直接参加の点で、他に例がない。「絶滅戦争」の地獄で彼女らは何を見たか。さらに、なぜソ連は特異だったのか。戦間期にさかのぼり、その要因を解き明かす。
第1章 フロントヴィチカはいかに生み出されたか
[日販商品データベースより]第2章 「女の仕事ではない」―志願兵
第3章 慈悲の姉妹たち―看護師
第4章 「ハヤブサ」と「魔女」―飛行士
第5章 敵の背後で―パルチザン
第6章 大量動員
第7章 女性義勇狙撃旅団
第8章 狙撃兵運動
第9章 エピローグ―半ば忘れ去られた人々
これが「女の顔をした戦争」だ。
第二次世界大戦時、数十万のソ連女性が戦場に赴いた。その規模と戦闘への直接参加の点で、他の国に例がない。地獄の戦場で彼女らは何を見たか。
狙撃手、飛行士、防空要員、衛生兵、そしてパルチザン。「絶滅戦争」を掲げるナチスだけではない。男性同胞からの蔑視、ソ連指導部の恣意によって、女性たちの心身は何重にも引き裂かれた。アレクシエーヴィチが描いた女性たちの知られざる側面を掘り下げる。
さらに、なぜソ連女性だけが、これほど大規模に兵士となったのか、の疑問にも迫る。そこには、革命の娘たる女性たちの、戦間期にさかのぼる特異な人間形成があった。