この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 近世後期の対外政策と軍事・情報
-
価格:11,000円(本体10,000円+税)
【2016年09月発売】
ゲスト さん (ログイン) |
オンライン書店【ホンヤクラブ】はお好きな本屋での受け取りで送料無料!新刊予約・通販も。本(書籍)、雑誌、漫画(コミック)、洋書など在庫も充実
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
価格:11,000円(本体10,000円+税)
【2016年09月発売】
[BOOKデータベースより]
「交隣」から「征韓」へ転回の舞台裏。秀吉の朝鮮出兵から200年にわたり日朝の「善隣友好」を支えた通信使外交はなぜ失敗に終わったのか。本書では学問・文才による儀礼としての“文事”、および対馬藩の「藩屏」認識をめぐる諸言説に着目。近世後期の日朝関係を、東アジア世界における思想、学術、文化的な潮流のなかに位置づけなおすことで、その歴史的転回の再定義を試みる。
第1部 近世後期の通信使と“文事”(一八世紀の日朝知識人における通信使改革論;宝暦度通信使と日本人との接触―「寛政異学の禁」を視野に;文化易地聘礼をめぐる江戸幕府の対応―林述斎の発言を手掛かりに;文化度通信使と日本使節との接触)
[日販商品データベースより]第2部 対馬藩における「藩屏」言説と日朝関係認識(一八世紀対馬藩知識人の「藩屏」論―“朝鮮の藩屏”論との交錯;満山雷夏の「藩屏」論と日朝関係再編構想;対馬藩の歴史書にみられる「藩屏」論)
“文事”をめぐる日朝関係史
秀吉の朝鮮出兵ののち、「善隣友好・平和外交」の象徴として200年、12回にわたって続いた通信使はなぜ失敗に終わったのか。近世後期の、日朝関係および東アジア史のターニングポイントともいえる時期を捉え、幕末にかけての通信使との学術・文才交流、すなわち「文事」と、日朝それぞれの識者の言説および対馬の歴史書にみられる対馬の「藩屏」認識という2つの視角から緻密かつダイナミックに考究。交易、政治面のみならず思想、学術・文化的な交流に焦点をあて、東アジアの大きな潮流のなかに日朝関係史を位置づける。