- 陽炎の台地で 上巻
-
- 価格
- 1,980円(本体1,800円+税)
- 発行年月
- 2023年06月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784910796123
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[BOOKデータベースより]
太平洋戦争の末期、大隅半島の鹿屋市に海軍は「神風特攻隊」の出撃基地をつくった。ここから最も多くの特攻機が出撃したのだ。茂樹は鹿屋市で生まれた。祖父をはじめ親戚やさまざまな市民が、当時の出来事を折にふれて語るのを耳にして育った。当時と今日とではおよそ八十年の差がある。もはやすべては遠い過去になった。茂樹もそれを忘れかけていた。しかし今日の時勢が啓蟄期の春雷のようにそれを呼び起こした。これは小説だが、地元で暮らしていた人々の眼差しで実際の出来事を描いた『ドキュメンタリードラマ』である。