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- 雁の棹
-
野口山月句集
ふらんす堂
野口山月
- 価格
- 3,080円(本体2,800円+税)
- 発行年月
- 2023年07月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784781415505

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[BOOKデータベースより]
常陸風土記の里―平成十八年〜十九年
[日販商品データベースより]冬牡丹―平成二十年〜二十一年
黒百合―平成二十二年〜二十三年
滝凍る―平成二十四年〜二十五年
花の寺―平成二十六年
松飾る―平成二十七年〜二十八年
お風入れ―平成二十九年〜三十年
ふくさ藁―令和元年〜二年
遠筑波―令和三年〜
◆第一句集
雁の棹月へ月へと浮き沈み
本句集名「雁の棹」は霞ケ浦の南端に菱食雁の越冬地があり
そこで作った句によるものです。
(あとがき)
序句・鈴木貞雄
◆自選十五句
寒造り唄で櫂掻く杜氏かな
遍路杖捲れきつても手放さず
ほとぼりを残して窯の月涼し
もろともに鋳込む鋳物師の玉の汗
熱帯魚ライトアップに色光り
鮎茶屋に生まれて継ぎて藍の帯
夏炉端女人の踊るイヨマンテ
パプリカのインパストめく夏料理
鈴の音に跳たくなりて佞武多かな
カンヌ賞ロケ地は今も稲穂波
生身魂手づから漕ぎし車椅子
臆すなく恋を吐露して星の竹
サロベツに別れを惜しむ帰燕かな
メニューには出さぬ店主の狸汁
阿修羅の絵すゑて蜜柑を供へけり