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[BOOKデータベースより]
わたしは踏みつぶされるかもしれない。ミサイルに焼かれるかもしれない。それでいい。一番の怪獣は、わたしなのだから―高校生のつかさが家に帰ると、妹が父を殺していた。テレビからは東京湾に怪獣が出現したというニュースが流れている。つかさは妹を守るため、父の死体を棄てに東京に行くことを思いつく―「わたしたちの怪獣」伝説的な“Z級”映画の上映中、街にゾンビが出現。一癖も二癖もある観客たちは映画館内に籠城しようとするが―「『アタック・オブ・ザ・キラー・トマト』を観ながら」ほか、時間移動者の絶望を描く「ぴぴぴ・ぴっぴぴ」、吸血鬼と孤独な女子高生の物語「夜の安らぎ」の全四編を収録。『七十四秒の旋律と孤独』の著者が描きだす、現実と地続きの異界。
[日販商品データベースより]わたしはこれから、お父さんの死体を棄てにいく。怪獣の暴れる東京に。
短編として初めて日本SF大賞候補作となった表題作をふくむ全四編。
『七十四秒の旋律と孤独』の久永実木彦、驚異の新境地。
運転免許証を取得したつかさが家に帰ると、妹が父を殺していた。立ち尽くす姉妹。その時、テレビから東京湾に怪獣が出現したという緊急ニュースが流れる。つかさは父の死体を棄てに東京にいくことを思いつく。短編として初の日本SF大賞候補作(「わたしたちの怪獣」)。伝説的な“Z級”映画の上映会中、街にゾンビが出現。参加者たちは館内に籠城しようとするが……(「アタック・オブ・ザ・キラー・トマトを観ながら」)。『七十四秒の旋律と孤独』の著者、新境地。
■目次
「わたしたちの怪獣」
「ぴぴぴ・ぴっぴぴ」
「夜の安らぎ」
「『アタック・オブ・ザ・キラートマト』を観ながら」
著者あとがき