時刻表が薄くなる日

緑風出版
上岡直見　

• 価格: 2,970円（本体2,700円＋税）
• 発行年月: 2023年05月
• 判型: 四六判
• ISBN: 9784846123062

内容情報

[BOOKデータベースより]

日本の鉄道創業から１５０年にあたる２０２２年、長年築き上げた鉄道ネットワークを破壊しかねない政府の方針が提示された。輸送量の少ないＪＲローカル線の廃止を促進する内容である。一方でＪＲは一人百数十万円の料金で豪華なクルーズトレインを運行している。「一生に一度は乗りたい列車」より「一生乗り続けられる列車」を走らせるべきではないのか。このままでは新幹線と大都市の通勤路線しか残らず「時刻表が薄くなる日」が迫っている。鉄道の活用による持続的な交通体系を考える。

第１章　時刻表が薄くなる日
第２章　公共交通の価値
第３章　誰が「お客さま」なのか
第４章　鉄道は「人」で動く
第５章　鉄道に乗ってもらうには
第６章　バス転換は解決策ではない
第７章　鉄道とＳＤＧｓ
第８章　鉄道貨物の活用
第９章　すでに破綻したリニア新幹線
第１０章　鉄道活用のための政策

[日販商品データベースより]

日本の鉄道創業から150年にあたる2022年、長年築き上げた鉄道ネットワークを破壊しかねない政府の方針が提示された。輸送量の少ないＪＲローカル線の廃止を促進する内容である。一方でＪＲは一人百数十万円の料金で豪華なクルーズトレインを運行している。「一生に一度は乗りたい列車」より「一生乗り続けられる列車」を走らせるべきではないのか。このままでは新幹線と大都市の通勤路線しか残らず「時刻表が薄くなる日」が迫っている。鉄道の活用による持続的な交通体系を考える。