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[BOOKデータベースより]
ずっこけマユミン九十一歳、モンテ・カルロ〜ウィーンに遊ぶ。記憶とひらめき、ときどき社会批評、快調“俳句エッセイ”まだまだ続く。
1 寄り道、どこかでテンポ・プリモ(「八十歳で歯が二十本以上」を顕彰!マユミン然り!;ドクターAに四肢の衰えを枯れ尾花 ほか)
[日販商品データベースより]2 旅の日のファンタジー―いつも音楽があった(夏寒し石切り山のIRCAMコンサート;「スペクトル楽派とその周辺」や皐月晴れ ほか)
3 メモワール―人びとの風景(葉山の漁師めしに夏みかん;懐かしき陶勝軒の栗蒸し羊羹よ! ほか)
4 2022年―モノローグ(玄冬や なす術はただ叩くパソコン;留守中にお心ばせの“啓翁桜”届く ほか)
5 マユミン得意のヴィヴァーチッシモ(自然薯とヘボを愛せし父思ふ;色紙が荷物から出てきて嬉しい母九十歳 ほか)
おなじみ「ずっこけマユミン」の最新「俳句エッセイ」。昭和時代の懐かしい光景、ささやかな日常風景からコロナ災厄、ウクライナ問題まで、好奇心全開、縦横無尽に語る老熟の眼差し。マユミンの生活には常に音楽があった…。日常の冴え渡る人間観察、世相への一家言。