- スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー日本版 VOL.04
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コレクティブ・インパクトの新潮流と社会実装
- 価格
- 2,750円(本体2,500円+税)
- 発行年月
- 2023年04月
- 判型
- B5変
- ISBN
- 9784910602042
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[BOOKデータベースより]
FEATURE(コレクティブ・インパクトの北極星はエクイティの実現である;なぜ「地域の声を聞く」だけではインパクトが生まれないのか ほか)
[日販商品データベースより]SSIR CLASSICS(コレクティブ・インパクトの実装に向けて)
CASE STUDY(エシカル・テクノロジーで音楽業界の常識を変える)
OUR CHALLENGE(30人から始めるスローイノベーション―地域の社会課題に取り組む実践共同体のつくり方)
OUR IDEAS(「やっかいな問題」の解き方としてのネットワーク―災害復興の鍵を握る「ハブ」は何をしているのか)
IMPORTANT QUESTIONS REGARDING CROSS‐SECTOR COLLABORATION(社会を変えるコラボレーションをめぐる「問い」)
FACTS&FIGURES(世界の人権意識の高まりとビジネス上の人権リスク)
VIEWPOINT(気候変動対策がジェンダー不平等を拡大する危険性;「不安の解消」がコラボレーションを加速する)
RESEARCH(企業がBコープ認証を求める2つの理由;雇用における差別はなぜなくならないのか ほか)
BOOKS(人に見せたくないものを覗き見られない権利をいかにして守るか;「規模の拡大」の教科書が見落としていること ほか)
なぜコラボレーションはかくも困難なのか?
伝説の論文「コレクティブ・インパクト」が書き直されなければならなかった理由とは何だったのか?
複雑な社会課題の解決には、異なるセクターのコラボレーションが必要である。この「あたりまえ」のことが実行に落とし込めないために、善意、人、お金をいくらつぎ込んでも社会システムの根本的な変化を起こすことができなかった。そこに新しい協働の思想と技法をもたらした2011年の「コレクティブ・インパクト」の論文は、世界で熱狂的に受け入れられた。それから10年。実践者と成功事例が増えたのと同時に、批判と失敗事例も集まった。それらを踏まえて、より「包括的(誰も取り残さない)」で「公正(特定のグループが支配しない)」なコラボレーションのあり方が問われている。本号では、「エクイティ」を中心に据えた「コレクティブ・インパクト」の最新の流れと、コラボレーションをめぐるさまざまな課題をとりあげる。