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学文社 松島浄
点
第1部 初期・吉本隆明(戦後詩と時代精神―吉本隆明の『固有時との対話』を読む;戦後詩―吉本隆明と戦後詩;エリアンの手記と詩;今氏乙治論;色の重層;吉本隆明と黒田喜夫;『マス・イメージ論』を読む;『吉本隆明代表詩選』を読む)第2部 現代短歌論(俵万智論;林あまり論;吉村実紀恵論;加藤千恵と柳澤真実)第3部 岡本かの子と太宰治(岡本かの子『鶴は病みき』を読む;太宰治『女の決闘』を読む;二つの芥川賞作品について)第4部 現代文化の諸相(ポーランドとアンジェイ・ワイダの映画;井上陽水論;マス・イメージの諸相)
戦後日本の文学界を代表する詩人・評論家、吉本隆明(1924?2012)。彼の詩作や思想のルーツはどこにあるのか。文学・音楽・映画など多様な文化芸術を論じてきた筆者が、吉本隆明の文学的・思想的変遷をたどりつつ、「マス・イメージの現在」をキーワードに、現代文化の諸相への批評を試みる。 第一部では、吉本隆明の誕生から、敗戦の経験という過酷な革命的経験を経て詠まれた詩の検討を通じて、その裏に潜む時代性を論じるとともに、彼を取り巻くさまざまな人びととの互いに及ぼしあった影響を明らかにする。 現代短歌について論じる第二部では、近代市民社会から大衆社会へと移行するなかでの、率直な心情を綴った短歌(俵万智・林あまり・吉村実紀恵・加藤千恵・柳澤真実など)を紹介し、その特徴を詳らかにした。 第三部は岡本かの子と太宰治の作品を検討したのち、現代の芥川賞作品を論じる。戦前から戦後直後にかけての文学思想を概観したのち、現代の文学が持つ文化的・歴史的背景を示そうと試みる。 現代文化のさまざまな論点に踏み込んだ第四部は、映画(アンジェイ・ワイダ)や音楽(井上陽水)への、そして写真やプロレスなど、さまざまな事物のマス・イメージを現在の文化的視点から考察した。 広範な文化芸術の諸相の変化を、現代の視点から鋭く切り込む一冊。
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[BOOKデータベースより]
第1部 初期・吉本隆明(戦後詩と時代精神―吉本隆明の『固有時との対話』を読む;戦後詩―吉本隆明と戦後詩;エリアンの手記と詩;今氏乙治論;色の重層;吉本隆明と黒田喜夫;『マス・イメージ論』を読む;『吉本隆明代表詩選』を読む)
[日販商品データベースより]第2部 現代短歌論(俵万智論;林あまり論;吉村実紀恵論;加藤千恵と柳澤真実)
第3部 岡本かの子と太宰治(岡本かの子『鶴は病みき』を読む;太宰治『女の決闘』を読む;二つの芥川賞作品について)
第4部 現代文化の諸相(ポーランドとアンジェイ・ワイダの映画;井上陽水論;マス・イメージの諸相)
戦後日本の文学界を代表する詩人・評論家、吉本隆明(1924?2012)。彼の詩作や思想のルーツはどこにあるのか。
文学・音楽・映画など多様な文化芸術を論じてきた筆者が、吉本隆明の文学的・思想的変遷をたどりつつ、
「マス・イメージの現在」をキーワードに、現代文化の諸相への批評を試みる。
第一部では、吉本隆明の誕生から、敗戦の経験という過酷な革命的経験を経て詠まれた詩の検討を通じて、
その裏に潜む時代性を論じるとともに、彼を取り巻くさまざまな人びととの互いに及ぼしあった影響を明らかにする。
現代短歌について論じる第二部では、近代市民社会から大衆社会へと移行するなかでの、
率直な心情を綴った短歌(俵万智・林あまり・吉村実紀恵・加藤千恵・柳澤真実など)を紹介し、
その特徴を詳らかにした。
第三部は岡本かの子と太宰治の作品を検討したのち、現代の芥川賞作品を論じる。
戦前から戦後直後にかけての文学思想を概観したのち、現代の文学が持つ文化的・歴史的背景を示そうと試みる。
現代文化のさまざまな論点に踏み込んだ第四部は、映画(アンジェイ・ワイダ)や音楽(井上陽水)への、
そして写真やプロレスなど、さまざまな事物のマス・イメージを現在の文化的視点から考察した。
広範な文化芸術の諸相の変化を、現代の視点から鋭く切り込む一冊。