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- 野球短歌
-
さっきまでセ界が全滅したことを私はぜんぜん知らなかった
- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2023年04月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784867320198
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[BOOKデータベースより]
残塁の数を数えて甲子園きみは十二でぼくは九つ 打ててれば勝ってる試合が十はあり打ってないから十は負けてる 阪神のホームは今日も遠すぎてどこにも帰れぬ私みたいで 初めての感情だなこれオレンジのチームから早く疾病よ去れ 一試合ごとに詠み続けた野球への愛、全三一三首。
3月25日×
[日販商品データベースより]3月26日×
3月27日×
3月29日×
3月30日×
3月31日×
4月1日×
4月2日×
4月3日×
4月5日○
4月6日×
二〇二二年のプロ野球、阪神戦。一試合ごとに短歌を詠み続けた、野球への愛。全313首を収録。
――いつまでたっても阪神が勝たないから、短歌を作ることにしました。
という一文ではじめたとき、池松さんは、なにをおもっていたのだろうか。それはわからないけれど、そのつくり出した果実を、わたしたちは、幸福にも手にしている。たしかにあったし、そのなかに生きていたのに、いまは、もうかき消えてしまった二〇二二年の「世界」と「セ界」に、わらいながら、つぎの一瞬、胸がつまるような、くるおしい日々を追体験する読者はしあわせだろう。/巻末寄稿:斉藤倫「セ界は世界に先立って」より抜粋