[BOOKデータベースより]
バレンタインさんのホテルには、たくさんのひとがやってきます。おきゃくさんのリクエストにおこたえするのは、むすめのエルシーのしごとです。ある日、こまっているトラをホテルにとめてあげたふたりでしたが…。
[日販商品データベースより]バレンタインさんのホテルには、たくさんの人がやってきます。
お客さんのリクエストにおこたえするのは、娘のエルシーのしごとです。
ある日、こまっているトラをホテルにとめてあげたふたりでしたが……。
「多様性を理解する心」「相手をおもいやる気持ち」の大切さを伝える絵本。
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バレンタインさんのホテルには、たくさんの人がやってきます。みんな、このホテルが大好きです。娘のエルシーはお客さんのリクエストにおこたえするのが仕事です。そんなある日、物置にトラが。「とまるところがなくて こまっているんだ」トラの名前はエメット。でも、トラが泊まれる部屋はありません。そこで、エルシーは自分の部屋をつくりかえてしまいます。エメットもエルシーも大満足。ところが今度は、トラがいる居心地の悪さで、お客さんがみんなで出ていってしまいます。困ってしまったバレンタインさんを見て、トラは知り合いみんなにこのホテルの事を知らせました。すると……お客さんです!最初のお客は小さなカメさん、次には大きなゾウさん、ペンギンさんにヒョウさんにキリンさんに。それぞれのお客さんに合わせてホテルを改造していくので、バレンタインさんは大忙し。でも、おかげでバレンタインさんのホテルは、どんなお客さんにも居心地のいい素敵なホテルになっていきます。ドアを作りかえ、地面を掘り、砂を敷いて、氷まで用意して。どんなお客さんでも受け入れるなんて、それこそ大変なこと。でも、バレンタインさんにもエルシーにも迷いはありません。エメットが作ってくれたきっかけなのです。一緒に暮らす3人は本当に幸せそう。そして言うのです。「どなたでもどうぞ!」
(絵本ナビ編集長 磯崎園子)
「だれでもどうぞ」というホテルですが、どうしていきなりトラがホテルの中にいるのでしょう。
満室だったのに、人間の泊まり客はみんな出ていってしまって、ホテルはガラガラです。
逆にどんどんやってきたのは…。
バレンタインさんのホテルは、動物ホテルに変身してしまいました。
ユーモラスなお話ですが、人間とは一緒になれないようです。(ヒラP21さん 70代以上・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】