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新評論 スーザン・ヴェルデ ピーター・レイノルズ 島津やよい
点
こわがらないで、ほんとうのじぶんをみせるのを。他人とのちがいはあなたの個性。ありのままのじぶんこそがセレブだよ!空気を読む、世間にあわせる、本音を隠す…インフルエンサーや知りあいのSNSをみてはじぶんと比較して一喜一憂…そんなの、もうやめよう!あなたはあなたのままですばらしい。ほんとうのじぶんを全身で表現してみよう。いのちのかがやきとよろこびを愛するひとたちとわかちあうことができるはず。世界的ベストセラーシリーズのチームがおくる「じぶんであること」への讃歌。
「ありのままの自分」を全面肯定し、愛するために。他人との比較や劣等感・自己否定に病む現代人の心を温かく励ます「個性讃歌」 年収やSNSのフォロワー数でひとの「価値」を測る。有名人や「幸せそうな他人」と自分を比較して、劣等感にさいなまれる。そのくせ、万事順調なふりをしてしまう。まわりからどう見られているか気になって、弱音が吐けない、本音を言えない…こんなふうに、わたしたちは病的なまでに周囲や世間を気にして、率直になれずに苦しんでいます。 容姿が美しい、頭の回転が速い、スポーツができる、所得が多い等々の特徴は、たんに相対的な「違い」であって、優劣ではありません。それらの特徴がしばしばお金に紐づけられているため、なんとなく優位性だと思わされているだけです。周囲の目が気になるのも、多分にそうした序列に縛られているからでしょう。セレブはだれの目も気にせず好きにふるまえるけれど、一般人は分をわきまえて空気を読まなければ、というわけです。 だれかと/なにかと比較することに意味はない。そもそもおなじものなどひとつもないし、違うからこそ人生も世界もすばらしい。どのいのちも唯一無二で、その尊さはほかの何かと比較できない。生の奇跡はいつだって目のまえにある。本書はそんなふうに「個」をたたえ、「ありのままの自分」を愛するよう促す絵本です。巻末にはシリーズ既刊同様、「自分を全肯定するためのエクササイズ」の手引きがついています。 終盤に《I matter.》つまり「ぼくがどうでもいい存在だなんて とんでもない」という文が出てきます。matterの一語に、ともにアメリカに暮らす作者たちの、根深いレイシズムへの悲しみと怒り、高揚著しいブラック・ライヴズ・マター(黒人を殺すな)運動への共感が読みとれます。あらゆる違いを肯定し、たたえあうことで、愚にもつかぬ比較やそれに基づく区別・差別をなくそう――本書にはそんな願いもこめられているのだと思います。(しまづ・やよい)(巻末付録:「マインドフルネスでじぶんをほめたたえるエクササイズ」ガイド)
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[BOOKデータベースより]
こわがらないで、ほんとうのじぶんをみせるのを。他人とのちがいはあなたの個性。ありのままのじぶんこそがセレブだよ!空気を読む、世間にあわせる、本音を隠す…インフルエンサーや知りあいのSNSをみてはじぶんと比較して一喜一憂…そんなの、もうやめよう!あなたはあなたのままですばらしい。ほんとうのじぶんを全身で表現してみよう。いのちのかがやきとよろこびを愛するひとたちとわかちあうことができるはず。世界的ベストセラーシリーズのチームがおくる「じぶんであること」への讃歌。
[日販商品データベースより]「ありのままの自分」を全面肯定し、愛するために。
他人との比較や劣等感・自己否定に病む現代人の心を温かく励ます「個性讃歌」
年収やSNSのフォロワー数でひとの「価値」を測る。有名人や「幸せそうな他人」と自分を比較して、劣等感にさいなまれる。そのくせ、万事順調なふりをしてしまう。まわりからどう見られているか気になって、弱音が吐けない、本音を言えない…こんなふうに、わたしたちは病的なまでに周囲や世間を気にして、率直になれずに苦しんでいます。
容姿が美しい、頭の回転が速い、スポーツができる、所得が多い等々の特徴は、たんに相対的な「違い」であって、優劣ではありません。それらの特徴がしばしばお金に紐づけられているため、なんとなく優位性だと思わされているだけです。周囲の目が気になるのも、多分にそうした序列に縛られているからでしょう。セレブはだれの目も気にせず好きにふるまえるけれど、一般人は分をわきまえて空気を読まなければ、というわけです。
だれかと/なにかと比較することに意味はない。そもそもおなじものなどひとつもないし、違うからこそ人生も世界もすばらしい。どのいのちも唯一無二で、その尊さはほかの何かと比較できない。生の奇跡はいつだって目のまえにある。本書はそんなふうに「個」をたたえ、「ありのままの自分」を愛するよう促す絵本です。巻末にはシリーズ既刊同様、「自分を全肯定するためのエクササイズ」の手引きがついています。
終盤に《I matter.》つまり「ぼくがどうでもいい存在だなんて とんでもない」という文が出てきます。matterの一語に、ともにアメリカに暮らす作者たちの、根深いレイシズムへの悲しみと怒り、高揚著しいブラック・ライヴズ・マター(黒人を殺すな)運動への共感が読みとれます。あらゆる違いを肯定し、たたえあうことで、愚にもつかぬ比較やそれに基づく区別・差別をなくそう――本書にはそんな願いもこめられているのだと思います。(しまづ・やよい)
(巻末付録:「マインドフルネスでじぶんをほめたたえるエクササイズ」ガイド)