- リスキリングは経営課題
-
日本企業の「学びとキャリア」考
光文社新書 1245
- 価格
- 1,012円(本体920円+税)
- 発行年月
- 2023年03月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784334046521
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[BOOKデータベースより]
「リスキリング」とはひらたく言えば,業務上の技術や専門スキルを新しく獲得すること、そしてそれを企業が従業員に促進することである。DX(デジタル・トランスフォーメーション)とあわせて普及しつつあるこの言葉は、「生涯学習」「リカレント教育」などと同じく、広く大人の「学び直し」と捉えられる。しかし、残念ながら日本の社会人のほとんどは、学びへの意欲が極めて低い。統計データからも、大人が世界一学ばない国であることが明白だ。これは決して個人の「やる気」不足のせいではなく、日本企業の働き方やキャリアの「仕組み」に起因する。大人の「学びの貧困」を解消するために必要な構造改革とは何か。幅広い調査データや学術知見を基に、日本企業がリスキリングを通じて生まれ変わる方法を提言する。
第1章 「リスキリング」の流行とその課題
第2章 「学ばなさ」の根本を探る―「中動態的」キャリア論
第3章 「変わらなさ」の根本を探る―変化を抑制するメカニズム
第4章 リスキリングを支える「三つの学び」
第5章 「工場」から「創発」へ―日本はリスキリングをどう進めるべきか
第6章 「学びの共同体」の仕組み―企業を「キャリアの学校」にする
第7章 「学ぶ意思の発芽」の仕組み
終章 これからの企業における「学び」の方向性