ファントム・コールズ

人種とＮＢＡのグローバル化

晃洋書房
グラント・ファレッド　千葉直樹（スポーツ哲学）　

• 価格: 1,980円（本体1,800円＋税）
• 発行年月: 2023年02月
• 判型: 四六判
• ISBN: 9784771037113

内容情報

[BOOKデータベースより]

２００５年のＮＢＡプレイオフで中国人の姚明（ヤオ・ミン）に対して不可解なファウル判定が行われた。それらは「ファントム・コールズ（亡霊判定）」と呼ばれ、人種、民族、ナショナリズムといった問題について論争を巻き起こした。亡霊はわれわれに何を語りかけたのだろうか。ＮＢＡの「人種」に関わる歴史や言説を紐解きながら、グローバル化時代の人種問題の意味を探究する。

序章
１章　「アジアの娼婦」の息子
２章　ファントム・コールズ
３章　誰が人種について話をできるのか
４章　あのことだけど
５章　結果とともに生きる　〓小平時代の影響
６章　独自の反アメリカニズム
７章　「月の反対側」

[日販商品データベースより]

亡霊判定(ファントム・コールズ)が意味するものとは何か
2005年のNBAプレイオフで中国人の姚明(ヤオ・ミン)に対して不可解なファウル判定が行われた。それらは「ファントム・コールズ（亡霊判定）」と呼ばれ、人種、民族、ナショナリズムといった問題について論争を巻き起こした。亡霊はわれわれに何を語りかけたのだろうか。NBAの「人種」に関わる歴史や言説を紐解きながら、グローバル化時代の人種問題の意味を探究する。