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- 悲しみの収穫 ウクライナ大飢饉
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スターリンの農業集団化と飢饉テロ
- 価格
- 4,400円(本体4,000円+税)
- 発行年月
- 2023年02月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784874300503
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【2022年01月発売】
[BOOKデータベースより]
餓死者700万人以上、1933年のヨーロッパの穀倉地帯ウクライナを襲った20世紀最大の悲劇。その全貌を初めて世界に知らしめ、ソ連崩壊を加速させたロバート・コンクエスト1987年の歴史的名著。時に“無法を法”とするロシアが内包する根源的暴力性に、隣国は無縁でいられるか?2007年の初邦訳版を再出版。
第1部 主役たち―党、農民、国家(農民と党;ウクライナ国家とレーニン主義;革命、農民戦争、飢饉 一九一七年〜一九二一年;閉塞期 一九二一年〜一九二七年)
[日販商品データベースより]第2部 農民蹂躙(激突の年 一九二八年〜一九二九年;「富農」の運命;急激な集団化とその失敗 一九三〇年一月〜三月;自由農民の最後 一九三〇年〜一九三二年;中央アジアとカザフ人の悲劇;教会と民衆)
第3部 飢饉テロ(ウクライナへの猛攻 一九三〇年〜一九三二年;飢饉の猛威;荒廃したウクライナ国土;クウバー二川、ドン川、ヴォルガ川;子供たち;死亡者数;西ヨーロッパの記録;責任問題)
エピローグ―その後の推移
20世紀に出現した共産主義国家は、必ず無辜の自国民を大量に餓死させ続けた。飢餓が支配の手段だったからである。ソ連邦に組み込まれていたヨーロッパの穀倉地帯ウクライナでは、1932〜33年に餓死者700万人以上、全人口の約20%がスターリンの犠牲となった。
2022年2月24日、プーチンのロシアは隣国ウクライナに侵攻した。実にロシアが、手段を選ばぬソ連邦の正統的後継国家たることを証明する蛮行であった。本書は、そのロシア的蛮行の原型である「大飢饉」の衝撃の記録である。