この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 國語國文 第86巻第12号
-
価格:990円(本体900円+税)
【2017年12月発売】
- 國語國文 第89巻第7号
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2020年07月発売】
- 夏目漱石の人生を切り拓く言葉
-
価格:858円(本体780円+税)
【2020年06月発売】
- ユーモアの極意
-
価格:2,640円(本体2,400円+税)
【2019年02月発売】
- 漱石を電子辞書で読む
-
価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2017年04月発売】
[BOOKデータベースより]
吉本思想をさらに進める。吉本隆明の初期詩作品『日時計篇』には、新しく発見されなければならない世界や思考を解く鍵がひそんでいる。だれも手をつけなかった未踏の「大陸」に、テキストの対比、変転の追究など精緻な解読で挑み、新時代を拓く「季節体」概念を提示する。
第1章 「季節」への目覚め
[日販商品データベースより]第2章 『日時計篇(上)』の具体的な理解に向けて
第3章 『日時計篇(上)』の中核イメージへのもう一つの接近
第4章 『固有時との対話』の解読
附録 『日時計篇(上)』と『固有時との対話』との対比一覧
附論1『日時計篇』批評の経緯
附論2 「(海はかはらぬ色で)」小論
没後10年に画期的な読解
吉本隆明の初期詩作品『日時計篇』には、新しく発見されなければならない世界や思考を解く鍵がひそんでいる! だれも手をつけなかった未踏の「大陸」に、精緻な解読で挑む。
テキストの対比、変転の追究により発見の喜びをもたらし、新時代を拓く概念を提示する。
「日時計」を物理的な時間の計量物としてではなく、「関数」のサンプルとして理解し、さらにそこから生き物の身体そのものが「日時計」であり、「季節体」としてあるのだという、ごくごく当たり前のことに考察が及んだときには、身体が震えるような感動をおぼえたものである。(「あとがき」より)