- シベリアの森のなかで
-
- 価格
- 3,960円(本体3,600円+税)
- 発行年月
- 2023年01月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784622095958
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- ファミリー・ビジネス
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2024年12月発売】
- きらめく共和国
-
価格:946円(本体860円+税)
【2025年01月発売】
- 通い猫アルフィーと3匹の教え子
-
価格:960円(本体873円+税)
【2023年07月発売】
- 影のなかの恋人
-
価格:985円(本体895円+税)
【2005年08月発売】
- ロウソクのために一シリングを
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2001年07月発売】
[BOOKデータベースより]
冒険家で作家のテッソンがバイカル湖畔の小屋で半年を過ごした日記。孤独と内省のなかで人生の豊かさを見つめ直す、現代版『森の生活』。メディシス賞受賞。
二月 森
[日販商品データベースより]三月 時間
四月 湖
五月 動物
六月 涙
七月 静謐
「四十代になる前に森の奥で隠遁生活を送ろうと心に決めていた。湖や森と向かい合い、日々が過ぎゆくのをみつめた。薪を割り夕食の魚を釣り、山を歩きたくさん本を読み、窓のそばでウォッカを飲んだ。冬と春を過ごし、幸福と絶望、そして最後には平穏を知った」。
冒険家でゴンクール賞作家のテッソンが、シベリアの奥地バイカル湖畔の小屋で半年を過ごした。冬の気温はマイナス32度、村からの距離は120km、小屋は標高2000mの山々の裾にあり、窓からは湖岸が見える。隠遁生活に彩りを与えるのは、雪と森と山と湖、野生動物、ロシア人の森林保護官や漁師たちとの交流、そして読書。
「心のなかに自由を感じ取れるようになるためには、だだっ広い空間と孤独が必要だ。それに加えて、時間をコントロールすること、完全なる静けさ、過酷な生活、素晴らしい土地との接触もまた必要である。こうしたものを獲得できる場所こそが、小屋なのだ」。
孤独と内省のなかで自然のざわめきと向かい合い、人生の豊かさを見つめ直し、自分自身が変わっていく日々を綴る、現代版『森の生活』。メディシス賞(エッセイ部門)受賞作。