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[BOOKデータベースより]
地球温暖化、貧困、難民、パンデミック、テロリズムなど…いまだ国境を越える問題は山積している。こうした問題を解決に導くには、グローバルな正義が必要だ。しかし、それは机上の空論で終わるようなものであってはならない。そこで近年注目されているのが、「実践によって媒介された関係」に基づく正義論、つまり実践依存アプローチだ。本書では、アンドレア・サンジョヴァンニらが発展させたこの理論をさらにアップデートすべく、社会運動やNGO活動などを実践の一種と見なし、民主主義と結合させ、「集合的主体による実践に基づく正義論」を構想する。
序論 グローバルな正義の探求
[日販商品データベースより]第1章 グローバルな正義と実践
第2章 道徳に対する「政治」の優位?―アンドレア・サンジョヴァンニ
第3章 プラグマティック・リアリズム―アーロン・ジェームス
第4章 文化慣習主義における主体と「政治」―デイヴィッド・ミラーとマイケル・ウォルツァー
第5章 グローバルな不正義への責任と主体
第6章 グローバルな正義の形成へ―集合的主体による実践と民主主義
結論
世界的な貧困や格差を前に、私たちはどんな正義を構想できるのだろうか。民主主義的な実践に根ざした新しい政治理論がここに誕生。
グローバルな正義を机上の空論で終わらせないために近年主張されているのが、「実践によって媒介された関係」に基づく正義論、つまり実践依存アプローチだ。サンジョヴァンニやウォルツァーなどによるこの理論をさらにアップデートすべく、NGOや社会運動といった主体を取り入れ、「集合的主体による実践依存アプローチ」の正義論を構想する。