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[BOOKデータベースより]
シュリーマンにより再発見されたのち、世紀転換期の民族至上主義運動のなかで「アーリア人のしるし」と目され、ロシア革命後「反ボルシェヴィズム」という意味合いも付与された鉤十字。ナチのシンボルとなり、その後も物議を醸しつつ使用されていった。ブラヴァツキー夫人、リルケ、ブレヒト、ラヴクラフト、谷崎、法輪功まで、鉤十字に引きつけられた人々と彼らが付与した意味づけを紹介し、その軌跡をたどる。
本書の意図
[日販商品データベースより]シュリーマンと考古学者たち
アングロ・インドのスヴァスティカ―ブラヴァツキー夫人とラドヤード・キプリング
両性具有のスヴァスティカ―アルフレート・シューラーとルートヴィヒ・クラーゲス
鉤十字のある礼拝堂―ミュゾットのリルケ
「猿族」への宣戦―ランツ・フォン・リーベンフェルス、ストリンドベリ、ヘルツマノフスキー=オルランドー
シュテファン・ゲオルゲとドイツの人文学
「永遠のドイツ人」―フランツ・ローゼンツヴァイクとヘルマン・ブルテ
ロシア皇帝一家の銃殺―アレクサンドラ・フェドローヴナの迷信とユダヤ人ボルシェヴィキ
武装せるシンボル1―義勇軍とトゥーレ協会
武装せるシンボル2―ウンゲルン=シュテルンベルク男爵
ゲーリング、ヒトラー、ローゼンベルク
左翼によるカリカチュア化―ブレヒトからヴィルヘルム・ライヒ、カネッティまで
アメリカのホロコースト―H・P・ラヴクラフト
耽美に死す―谷崎潤一郎の長篇小説『卍』
ドーリア的世界―ゴットフリート・ベンとユリウス・エヴォラ
ヒト型スヴァスティカ―レオ・フロベニウスと「文化人類学者」ヴィルヘルム2世
鉤十字の国旗化
一九四五年以降―暴走族、歴史改変SF、ブリティッシュ・パンク、法輪功
鉤十字――この悪名高き「ナチのシンボル」は、いかにしてそうなってしまったのか?
19世紀後半、考古学者に「再発見」された鉤十字に、オカルティストが、文学者が、思想家が、そして民族至上主義界隈の軍人、政治家が、次々と過剰な意味を読み込んでゆく……。シュリーマンからヴィルヘルム二世、ヒトラーまで、ブラヴァツキーからラヴクラフト、谷崎、果ては法輪功まで、呪われた文化史をたどる。図版多数。