蒸気機関車ＥＸ Ｖｏｌ．５１

イカロスＭＯＯＫ　ｊ　ｔｒａｉｎ特別編集　
特集：Ｃ６２特急「つばめ」「はと」全記録　２　

イカロス出版

• 価格: 2,640円（本体2,400円＋税）
• 発行年月: 2022年12月
• 判型: Ａ４変
• ISBN: 9784802212236

内容情報

[日販商品データベースより]

C62特急「つばめ」「はと」全記録II
多くの関係者から聞き取り取材した西村勇夫氏が、1レ「つばめ」の浜松から大阪までの道のりを誌上再現。 名古屋機関区・宮原機関区の乗務員の奮闘ぶりを、貴重な写真や資料を交えて振り返ります。蒸機を高加速、高速走行させ、定時運転を守る技は、国鉄職員の心意気を象徴するものです。これまで明かされてこなかった特急「つばめ」のエピソード満載です。


特急「つばめ」「はと」を牽いたC62
昭和20年代後半から昭和 30 年代初頭、特急「つばめ」「はと」の牽引は、C62の活躍のなかでも代表シーンといえるものです。両列車の先頭に立った栄光のC62は、浜松・名古屋・宮原の計 21 両でした。本稿ではこれらの機体にスポットを当て、特急時代の貴重な写真や後年の形式写真を交えつつ、装備面など外観的特徴を中心に深堀りしながら解説します。


鉄の馬と兵ども　鳥取機関区
初代トレッスル橋が 1912（明治 45）年に開業し、山陰本線有数の景勝地として知られる余部橋梁をはじめとして、前後に控える隧道ともども険しい地形のなかを走破する路線は、蒸気機関車にとって厳しい区間となっていました。美しい海岸沿いとともに峠を越える同線東部の貨物列車などを受け持った鳥取機関区OBに話をドキュメントで展開します。