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[BOOKデータベースより]
1 若きいろごのみの蹉跌(そのそこの夕顔―「夕顔」巻における「心あてに」歌の解釈をめぐって;門前の随身―夕顔物語の始発をめぐって ほか)
[日販商品データベースより]2 仮構される聖代(池のほとりの光源氏―「少女」巻の放島の試みを起点として;野に行く冷泉帝―「行幸」巻の大原野行幸をめぐって ほか)
3 苦悩する巨人(光源氏の退屈―高崎正秀の源氏物語論をたどりつつ;女三宮のなつかぬ唐猫―柏木物語におけるその位相をめぐって ほか)
4 情念のゆくえ(“もののけ”の幻影―柏木の絶筆をめぐって;柏木の文袋―封じ込められた最後の手紙をめぐって ほか)
5 終わりゆく世界(朧月夜の退場―「若菜下」巻における「作物所」をめぐって;紫上の二条院―「若菜下」巻における転居を起点として ほか)
『源氏物語』という緻密に織りあげられた表現世界。
その世界は、読むという行為によって顕現してくる。
本書は『源氏物語』における表現世界の究明をめざし、光源氏とは何か。光源氏をめぐる物語とはいかなるものか。彼が歩んできたその踏み跡をたどりつつ、いまここに生き生きと顕ち現れてくる物語の動的な様相を論じる。