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- 家政学原論
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価格:3,190円(本体2,900円+税)
【2001年09月発売】
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価格:3,190円(本体2,900円+税)
【2001年09月発売】
[BOOKデータベースより]
フェミニズム・ジェンダーの視点から読み解く。女性を単調な家事から解放し、社会進出を促した家政学者たち。その「知られざる歴史」をひもとくことで女性の地位向上と社会参画、生活の質の改善、職業創出、社会変革に果たした役割が明らかに。
家政学への道
[日販商品データベースより]レイク・プラシッド会議
食料が戦争を打ち負かすだろう
たぶんこれは、そもそも男性の仕事ではなかった
女性次第で世の中は変わる
服につく虫はヒトラーの味方
つなぎから部屋着へ
オーブンミトンのなかの鉄拳
主婦の奥様に売り込む
新たな道筋
「ニュー・ホームメーカーズ」が未来を創る
縫い物と料理を超えて
敵に向けての演説
危機に立つ家政学
エレンならどうする?
家政学をとり戻すには
アメリカ初の女性の職業化学者エレン・スワロウ・リチャーズ。黒人への教育普及に尽力したマーガレット・マレー・ワシントン。彼女たちを代表とするアメリカの家政学者たちは、「女性が家の掃除だけで一生を終えることをよしとせず」「家庭を人類の進歩が反映される場所へとアップデートする」ことを目指した。本書は、女性が単調な家事から解放され社会進出を叶えるのを後押しするために奮闘し、女性の地位向上と社会参画、生活の質の改善、職業創出に大きな役割を果たしたアメリカの家政学者たちの、現代にいたるまでの足取りを丁寧に追ったものである。家事労働を軽減するための技術開発、企業と共に取り組んだ食品開発、学校給食制度の設立、さらにはNASAと協力して宇宙飛行士の栄養補給食の発明など「家政学の力」で社会の発展に貢献してゆくさまが、生き生きと描かれている。家政学者の活躍の軌跡から見えてくるのは、現在当然のようにある権利が先人の努力によって勝ち取られたものであることや、人種差別問題、男女の格差、家庭や職場におけるジェンダー役割の問題、環境問題など、当時から社会問題とされたものが今なお克服されていないということだ。現代を生きる私たちにとって非常に示唆に富むところの多い、貴重な作品である。