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- 池上彰の教養のススメ
-
- 価格
- 990円(本体900円+税)
- 発行年月
- 2022年12月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784296116102
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[BOOKデータベースより]
教養とは何か。さまざまな知の体系を学ぶことで、世界を知り、自然を知り、人を知る。すると世の理が見えてくる。そうなってはじめて、新しい何かを生み出すイノベーションが可能になり、なにより人生が豊かになる―東京工業大学・池上教授が仲間の先生たちと考えた白熱のリベラルアーツ講義。
1限目 オリエンテーション 教養とはなにか―教養について知っておくべき12の意味。(池上彰)
[日販商品データベースより]2限目 教養入門 日本に教養を取り戻す―ニッポンが弱くなったのは、「教養」が足りないからです。(桑子敏雄×上田紀行×池上彰)
3限目 哲学 社会的合意形成―哲学の力で公共事業の問題も解決できるのです。(桑子敏雄)
4限目 文化人類学/宗教学 無宗教国ニッポンの宗教―ニッポンの会社の神さま仏さまとオウム事件と靖國問題と(上田紀行)
5限目 生物学 ナマコと人間の生物学―人間は、「ひと」であるまえに生きものです。(本川達雄)
修学旅行 教養教育 米国トップ大学の教養教育 MIT・ウェルズリーカレッジ・ハーバード大―アメリカの一流大学は4年間“教養まみれ”でした。(上田紀行×池上彰)
学びに 仕事 人生に
教養は生き抜くための最強の武器になる
池上彰のリベラルアーツ白熱講義
すぐに役に立つものは、すぐ役に立たなくなる
目からうろこの「使える教養」の本質
東京工業大学に着任した「池上教授」が、仲間の先生たちと「教養の本質」を考えた。伝説のベストセラーがついに文庫化。
◎ 教養なきビジネスは新しいものを生まない
◎ 教養とは与えられた前提を疑う能力である
◎ 教養とはつまるところ「人を知る」こと …
読めば読むほど、学びたくなる!
[はじめに]より(*)
「すぐに役に立つものは、すぐに役に立たなくなる」
慶應義塾大学の中興の祖といわれ、天皇陛下(現上皇)が皇太子時代にご進講した小泉信三は、かつて学問についてこんな言葉を残しています。……
教養を身につけるとは、歴史や文学や哲学や心理学や芸術や生物学や数学や物理学やさまざまな分野の知の体系を学ぶことで、世界を知り、自然を知り、人を知ることです。
世界を知り、自然を知り、人を知る。すると、世の理が見えてきます。
そうやってはじめて、たとえばビジネスの専門分野――それはITかもしれませんし、金融かもしれませんし、メディアかもしれませんし、製造業かもしれませんし、サービス業かもしれません――で、これまでにない新しい何かを生み出すことが可能となる。
なにより、その人の人生そのものが豊かににある。学ぶことそれ自体が楽しくなる。
教養は、一生かけて身につけ続けて、絶対に損のないものです。
しかも、いつからだって学ぶことができる。
教養がいかに「使える」ものなのか、教養がいかに「人を知る」ために不可欠なものなのか、教養がいかに「面白くてたまらない」ものなのか。
私の仲間の先生たちと一緒に、考えていきましょう。
* 一部編集して、抜粋しました。