[BOOKデータベースより]
流行作家・瀬戸内晴美は、なぜ51歳で出家し、寂聴になる道を選んだのか―。血縁関係にあり、長年、秘書として瀬戸内文学に仕えた著者による渾身の一冊。「晴美」として半世紀を過ごし、「寂聴」になった「はあちゃん」―。従妹とその娘が見た瀬戸内寂聴の「生」とは…。血縁者だからこそ書ける作家の苦悩の日々。
はあちゃんのこと
本郷ハウス 一九七三年秋 母・恭子の記憶(はあちゃんと恭子;一九七〇年の引っ越しの日 ほか)
中尊寺 一九七三年十一月十四日(一九七二年 恭子の回想;得度前夜 瀬戸内晴美の回想 ほか)
終わらせ方 一九七三年夏(出家の理由 小説を書き続けるための芯;スプリングボード)
私の瀬戸内寂聴 玲子の回想(手伝いはじめ 一九七〇年;はあちゃん倒れる 一九七五年 ほか)
書くことだけではなく(法話;寂庵 ほか)
流行作家・瀬戸内晴美は、なぜ51歳で出家し、寂聴になる道を選んだのか。
血縁関係にあり、長年、秘書として瀬戸内文学に仕えた著者による渾身の一冊。
「晴美」として半世紀を過ごし、「寂聴」になった「はあちゃん」。
従妹とその娘が見た瀬戸内寂聴の「生」とは……。
長年、秘書として瀬戸内文学に仕えた筆者が瀬戸内寂聴の出家の謎に迫る評伝小説。
装画は横尾忠則のオリジナルイラスト。
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