- アヴァンギャルド狂詩曲
-
そこに未来は見えたか?
トーキングヘッズ叢書 NO.92
- 価格
- 1,588円(本体1,444円+税)
- 発行年月
- 2022年11月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784883754816
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[日販商品データベースより]
新たな価値観の創出を目指す、その熱と挑発を、いま再び!
アヴァンギャルド、つまり前衛的な芸術運動は、
過去の価値観のもとにある保守的とみなされるものや、社会で強大な権力を持つものへの反抗として、
または、社会変革の荒波の先導を目論んで、
新たな価値観を創出することを志した。
なかには、ときに挑戦的・挑発的すぎて、やや滑稽なものを生み出すこともあった。
しかしそうであっても、いやそれだからこそ、その時代を映したものとして後世に足跡を残しえたのだと言える。
いまは、さまざまな価値観が変容してきているが、一方で情報化、グローバル化によって均質化が進み、
前衛的で、突飛な表現が生まれにくくなっているとも言えないか。
過去のアヴァンギャルド的な表現をいまいちど見直し、新たな多様な表現を眺望してみる。
◎主な内容
グスタフ・クリムト/マン・レイ/合田佐和子
コロナ後のアートはどこに向かうのか?〜「ヴェネチア・ビエンナーレ2022」レポート●ケロッピー前田
目立ったもん勝ちの異種格闘戦〜「関西の80年代」展●樋口ヒロユキ
前衛美術集団「九州派」と田部光子〜フェミニズムアートの先駆者●相良つつじ
カンディンスキーが到達した抽象表現●待兼音二郎
最後の前衛の相貌〜未来派とバウハウス●並木誠
舞踏はいまも前衛か〜土方巽、大野一雄からいまに続くもの●志賀信夫
きゅんくんインタビュー〜人間と機械の関係性を探り、拓く未来……身につけるロボットからミュージカルまで●日原雄一
戦艦ポチョムキン、アンダルシアの犬、薔薇の葬列〜アヴァンギャルド映画のエゴ・ドキュメント的見聞録●浦野玲子
直接行動のアート〜D.A.F.、ライバッハ、プッシーライオット、IC3PEAK、中村?、混沌の首 ほか●石川雷太
犬王、クルエラ、プペル…「後衛」の時代へ●梟木
寺山修司による伝説の演劇『市街劇ノック』●水波流
コンデンストでアヴァンギャルドなニューウェーヴSF●本橋牛乳
アヴァンギャルドとしての怪獣●八本正幸
ヴォワイアン・シネマテークとその時代〜80年代関西と前衛映画運動●高槻真樹
オンリーワンの潰えた後に〜『月刊漫画ガロ』の足跡と遺産●阿澄森羅
ほか
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彫師・ATSUSHIインタビュー/「NUDE賛――おとこのからだ」展/「装いの力――異性装の日本史」展 ほか