- Turn!Turn!Turn!
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- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2022年10月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784863855410
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[BOOKデータベースより]
いつかは自分だけの一文に出会える。まずは求めよ。話はそれからだ。直木賞作家の最新エッセイ集。
1 転機はふいに霧の中から。台湾への旅がはじまりだ!(台湾へ飛ぶ、小説へと衝き動かされて新しい旅へ。;台湾を飛ぶ。見えない境界線の向う雨に煙る「台北の街」 ほか)
[日販商品データベースより]2 猫と始めた新しい暮らし 第二の人生はここから。(広島で始まった日本での暮らし 父は詩を私は小説を書く。;結婚は西鉄沿線から そこにはいつも猫がいた。 ほか)
3 子どもたちを育んだ町から新天地へ旅立ちのとき。(図書館に通った 出会った本たちは私の原点。;一日千秋の思いで待ちに待った猫との再会。 ほか)
4 懐かしさと諦観とままならぬ世にも浮かぶ瀬あり。(変わりゆく時代の後ろ姿 指先に感じる過ぎし日々への憧憬。;遊び場はいつも商店街 スリリングで義理堅い燕の気分で。 ほか)
5 酒なくて何がわが人生ぞ プリミティブな酒に酔う日々。(行きつけのバーを再訪 コロナ時代の酒飲みは…。;日本酒づくりの醸造所へ 温度と酵母の香りと。 ほか)
直木賞作家の最新エッセイ集。
いつかは自分だけの一文に出会える。
まずは求めよ。話はそれからだ。
小説と旅は似ている。物語を突き動かすのは葛藤だが、旅だってそうだ。私たちは、自分では処理もできなければ理解もできない衝動に突き動かされて最初の一文、もしくは最初の一歩を踏み出す。魂に抱えこんだ葛藤をどうにかなだめるために。小説と旅がこれからの私を定義していく。今回はその手始めだ。(本文より)